7777年05月14日

『ある夜のエクス』販売インフォメーション



『ある夜のエクス』販売インフォメーション
詳細ページ
http://alta-x.seesaa.net/article/135054635.html



「きみのモジモジはカイロスね」
月明かりにはシャム猫のバレリーナが白夜に告いだ。
星の泡みたいなグラスの淵に爪先だつと、
「あたし……これ、どう踊ろう」ってリボンのようなピルエットをまわった。
それは追憶のエクス ―― シャムの都では「銀幕のアルタミラ」と呼ばれた。
音楽家・虹釜太郎の未公開音響に送る全576頁の読書時間。
黒川直樹「ある夜のエクス」サウンドセット(1000円)発売中。




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2010年05月24日

速報 ―― 黒川直樹「ある夜のエクス」2ndシーズン



佐々木敦×大谷能生


5/14-5/16の大橋可也&ダンサーズ『春の祭典』(@三軒茶屋シアタートラム)の物販コーナーに、『ある夜のエクス』が出品されます。上のPOPが目印です。お立ち寄りくださいませ。
(『春の祭典』鼎談の紹介&黒川直樹『春の祭典』ブログ用リード掲載>>>妄想劇場エントリー)



速報:七色の秘蔵サウンド

沖縄、オキナワ、ワナキオ、ナワオキ???

『ある夜のエクス』に

『サウンド? インスタレーション?』

フィールドレコーディングされた七色の釜に

どのような『X』が煮えるのか、

『ある夜のエクス』セカンドシーズン

―― 続報は追って。





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2010年01月30日

ある夜のエクス『販売インフォメーション』

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576p・1000円 
作・画・装:黒川直樹 
編集:河村信(河村書店)



■メール販売
下記、インフォメーション宛てアドレスまでご連絡くださいませ。ご詳細を返信いたします。「1000円+送料340円の銀行振込み」をいただいています。

naoki_kurokaw-altaxxxあっとyahoo.co.jp



■WEB販売
ヘッドフォン(HEADZ)
タコシェ(中野)
LOVE SHOP RECORD
木端堂書店




■ラジオ「ウインドアンドウインドウズ」
「ある夜のエクス」の話も聞いていただきました。
ダウンロードフリー



上記につきましてのご質問やご相談などありましたら、
naoki_kurokaw-altaxxxアットマークyahoo.co.jp
お気軽にお問い合わせくださいませ。



(インフォメーション:妄想劇場)


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2010年01月13日

アウタビュ2nd 「ホワイトリバーからの手紙」 vol.2

〜俯瞰から、まっ白い川になら赤いマネキンを流せるのかもしれないが、欄干へ〜

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黒川直樹様

ホワイトリバー君からの二通目が届きました。
転送いたします。

白川直樹


――グッドイヴニン。ホワイトリバーです。
あなたは覚えていますか?そのときのことヲです。よい?
唐突でごめんなさいね。
わたしYOUの覚えていることを知りたいだ。よく、覚えていると言われることは、なんだろう?日曜美術館は寺子屋のようになってしまっていましたね。二人のことはヘイトではなくて、アパルトメントにもしかしたら並んでいるかもしれなかった。マイブックスタンド。そこにはタンブラーもツイットもなく。ただ、埃にまみれた赤い表紙の厚いほんが、まるで恋人の唇のようでした。


まずは尋ねる――それが第一のQです。
ホワイトリーバは日本にキてから三年間はオンナの紐でした。いまならオトコの腰にだってループさせることができる嘘ばっかりジョーズになったガイジンの犬歯は、もしかしたら鮫の牙かもしれません。
ロスコはなにを思って壁画のような絵画を描いたか、というクエスチョンに、あなたは疑問を浮かべるのでは、ないKA?とシンクするよ。
壁画と絵画は違うシングなのか。
美術を愛している人が、絵を写すタイムより、人と、人が、おしゃべりしている部屋を写しているスパンのほうを、長く、するだろうかって、僕はロングタイムでシンクしている。
その部屋を僕は「ルイ」と呼ぶことに、デフォレは「CANとDOだ」と答えてくれるだろうか、黒川さん。


それから、もうひとつあります。


YOU、覚えていることを、しりたいノでした。
よく、あなたは、覚えているといわれる方ですか?貴様の愛のことではない。それから、もうひとつあるのです。


四月七日、バルサは優勝を決めた。夕方の七時頃に試合の結果が知れると、ランブラス通りのカナレタスの公衆水道周辺に、二万人、あるいはそれ以上のバルセロニスタが集まった。そして二千人以上と言われる多くのファンが、サン・ジャウマ広場 [ジャナラリターの建物と市庁舎が向き合う広場] に向かった。当局がいなかったのを幸いに、集まった者たちは、「ビロライ」 という、モンセラットの聖母マリアを讃える歌を歌いだした。クラブの歌でもなんでもないこの曲が選ばれたのは、興味深い。これは明らかにカタルーニャのアイデンティティーを代表する歌のひとつで、伝統的なカタルーニャ・カトリック教会の精神的な中心、モンセラット修道院を象徴する歌だった。



ホワイトリバーはとてもフッチバルが好きなんです。
こんどお酒を飲みながらドリブルの話をしませんか?
下戸なんだ。


では股、その名をマルコと呼ぶ。
無論。
聖者とおなじ韻にね。


アメリカ。カフカの悪夢。


また書きます。



............................WR




(OuterViewer / Why&River)




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2010年01月08日

アウタビュ 「ホワイトリバーからの手紙」 vol.1

〜俯瞰から、まっ白い川になら赤いマネキンを流せるのかもしれないが、欄干へ〜


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――ファーストコンタクト、右目に入れながら「ホワイトリバーです」とSPEAKする怪獣ではNO、ひとつ相談がリアルで、もっとうまくなり虎。NOWのところ、ジャパニーズこのように星メールの。よい?ねい、YOUは第一作目のこの「ある夜のエクス」。いつごろ思いついたのKA?もあ、2009年のスタートで、ひょっとしたら生きながらえるおつもりか。貴方が映画を撮るようにウライティングをNOWしているとき、もし、音がヒアできたCANなときあったら、YOUは、ムーブとムーヴィ、NOT、サウンドとサンドウィッチ、NO、そのウィッチを魔法としてセレクトする?どうでしょか。お腹すいたんでグレープ食べる。ねー。君、その色、黄色?紫色?わかるかい。ほんと、YOUは、いつまで監督のつもりで、いるか。ずっと「小説」を書いてきましゅかして?嘘はなめろ。





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2010年01月04日

連載:アウタビュー 「ある夜のエクスに告ぐ」 vol.10

〜君を前に僕は「103.61%縮小された肖像」のキミを見るのだが〜
texted by 白川直樹



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黒川直樹様 

こんばんは、白川です。
もしかしたら2009年でこのアウタビュも終わりと思われましたでしょうか。

そうでなくてごめんなさい、と思ってもいないことを謝ることについて上手に皮肉を言えたとしたら、さらにそれをはぐらかすようなフレーズがなんども読める「ある夜のエクス」ですけれど、黒川さん、大晦日はいかがお過ごしでしたか。

私は数十年ぶりにまるまる紅白を見まして、そこにあらわれる無数の(嘘です。ほぼ、三つに集約される)セレブな偶像と愛の抽象にめまいを覚えたのですけれど、おそらくあれは飲みすぎた大吟醸のせいだったのでしょうね。すいすいといく。そして翌日に沈む。これはまるで、まるで、まるで……と、この続きをあかすべく頁をめくります。

ところで。

紅白の壇上にはSMAPが歌う「きみはこの世界でたったひとつの……」や酸欠にエクスタシーを感じておられる生粋のマゾヒストと見受けられる吉田美和が継ぐ「きみ、らぶ、わたし」が流れ。かたや、古今東西の小説・音楽・映画それぞれの巨匠が描いてきた「唯一性、愛、孤立、価値、我と汝」とは、どこがどう違うのでしょう。

いえ、これはカマトトぶって言ってるのではなくって、おそらく……ではなく……たしかに……どこかがどうにか違うはずなのです、SMAPやドリカムが口にする歌詞と、いわゆる芸術と呼ばれる作品にある言葉とでは、どこか、どうにか違うはずなのですが……このように、まだそれがよくわからずいるのです。

紅白はすべての歌にテロップが表示されるものですから、あーもーいいよわかったよ……なんてイライラしながら小平のウラハラで熱心に文字を追ってみたところ、そこには「ある夜のエクス」に重なる言葉もまた、たくさんあったのです。

それから、批評や評論における「引用」のこと。

大量生産と無尽蔵に消費されるばかりのポップソング、その歌詞は……ここにも繋がりそうな気がするのですけれど、まだ正月やすみのボンヤリ感を払拭できす、そのままアウタビュの草稿に書きなぐってみましたコンチクショウ。

逆さにすればまた顔が現れるのがフクワライという新春の戯れだといいます。まわした駒を眺めていたら酔っ払ってしまった。そのグラグラフィーリングは、そういえば紅白を見ていたときの体感とそっくりである。

この謎については、またあらためて伺えたら幸いです。

うつくしい響きで言葉を喋ることのできる大虎は、人知れぬ森の奥深くで、かなしい音を立てながら人の骨を砕く人食いにごさいます。

2010年も白川直樹アウタビュよろしくお願いいたします。
(ちかぢか「ホワイトリバー君」という留学生からのアウタビュ原稿を転載する予定です)





(OuterViewer / Naoki Shirokawa)
  >>> vol.1 →  http://alta-x.seesaa.net/article/135487551.html


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2009年12月27日

アウタビュー 「ある夜のエクスに告ぐ」 9

〜君を前に僕は「103.61%縮小された肖像」のキミを見るのだが〜


ある夜のエクス


――声にだして読んでみます。
「ひるでない。あかるくもない。だこうするひかりからいとがたらされるみたいにじゃっかんおくれてきこえてくるようなおとのけはい、はぜ、ひるでもあかるくもないそらをよるのちゅうにそめるおとといろとねつのかいかをまぢかにしてかんぱついれずこちらからしょうげきにせまる。それはまえのめりのうけみだったからちでもみずでもないそらにおいてはじたいをわるくさせただけで、あんばらんすになったからだはますますのめいていかんをもたらすせんかいをはげしくさせる」


――声にだして呼んでみます。
「ふたりでみあげたよぞら、わかるかな、まだ、わかるっていってもらえるといいなっておもいながらつづけるけれど。そこにさ。あかくておおきなほしがもえていたいちからさんじゅうろくどみぎさがりのところにね……なにやらぎたいのおどりみたいなからだしたきんいろのまねきんがはだのこげるにおいするびにーるをせにしたひにやかせているのだった。ただし。そのさまはけっしてやかれているぶざまではない。だから……とかいてあるだいほんにそなえることもあるかもしれないのでくりかえしとなえてみることはできるがみることができないの、みることができないのだ、みることはできない」


――声にだして詠んでみます。
「さかあがりしつつおもいだしてみようおうさまのこと。ふるねーむはわすれてしまった。さかさからだったら、いえるかもしんない。さしょうならそらんじられるよ。まねーのきんぐさま。あてなをかいたんだ。さま。さしだしにんふめいでかえってこなかった。さま。さとまをつづけてくりかえしているとさまんさがおもいうかぶ。じゃない?だいだいいろのわんぴーすすてきよ。うかんださまんさをさかさにしてやるとさまんさになった。そうだった。そうだった、っておもう。あれはさまんさまんさです。おうさまさま、きこえていますか?」






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2009年12月26日

アウタビュー 「ある夜のエクスに告ぐ」 8

〜君を前に僕は「103.61%縮小された肖像」のキミを見るのだが〜


アウタビュー


――ところで「ある夜のエクス」は<小説>ですか?ほんとうにそう思われて書かれて(製作されて)いたのでしょうか

――「ある夜のエクス」に登場するキャラクターは時代やシステムのモチーフが託されているわけではないと思われるのですが、どのように造形されたのでしょうか

――「サンタはサタンだ」のように語呂合わせに重きを置いたセンテンスも多く読めますが、このフレーズに限っていえば「善と悪」や「白と黒」に重なる二項対立ですね。語呂を合わせる際の発想法としては、対を浮かべられるのですか?それともいっぺんに二つ、もしくは三つのフレーズが浮かぶのでしょうか。また、全編を通して「善と悪」のように判然としている対立は避けられ(けむにまかれ?)ているようにも読むことができるのですが、この微妙なバランスはどのように整えられたのか、もしくは整えられていないのでしょうか

――「書きものが現在を映す」ことを信託するだけでなく「現在」をあえて小説の内に捉える狙いはありますか





(OuterViewer / Naoki Shirokawa)
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2009年12月22日

OuterView 「ある夜のエクスに告ぐ」 VOL.7

〜君を前に僕は「103.61%縮小された肖像」のキミを見るのだが〜
(OuterViewer / Naoki Shirokawa)


outerview


――「さまざまな姿が揺れながらもどってくる。かつて若いころ、おぼつかない眼に映った者たちだ……」から「……ふと戦慄を覚えた。涙がこみあげてくる。はりつめていたものが、おだやかに溶けていく。いま持つものは、はるか遠くに見え、消え失せたものが、いきいきともどってきた」と謳われるエピグラフに幕開けされるゲーテのファウストを読まれたことがありますか。
池内紀の訳では、この銘句は四つのブロックに分けられているので四季としてのひとまとまり(円環)を感じさせもするのですが、上に引いた二つのセンテンスでいうと、あなたはどうお感じになられたか、おそらくどちらも同じことを言っているように思うのです。それは翻訳や更新……いや、変奏というほうがふさわしいかもしれない「なにか」である。そして筆者はここに、おぼろげではあるものの……ただし或る確かな霧状のアモルフとして「ある夜のエクス」との連環を見ます。
ところで、それはなぜか?どうして行われたのか……なぜ「同じ意」が繰り返されるのか……どうして「このような」ループが生じるのか……ということについては、これから考えるのですが、やはり四季、指揮?……始期……およんで死期に「平衡 / 閉口」するのでありましょうか。





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